2013年5月17日金曜日

転職における失敗って何のこと?

What defines the failure of job search?


転職後に、「この企業(ポジション)への転職は失敗だった」と嘆いている方、
あるいは、「この転職は失敗だったのではないか・・」と思いながら日々過ごして
いる方を見かけます。

しかし、ここでお話したいことは、転職に失敗はない、ということです。

もう少し詳しく言いますと、自分次第で、どんな転職であっても失敗にはならない、
ということです。

松下幸之助(松下電器産業株式会社<現・パナソニック株式会社>創業者)の
有名な言葉があります。

『失敗したところでやめてしまうから失敗になる。成功するところまで続ければ、
それは成功になる。』

まさにこの発想です。

つまり、短期的に見れば、その転職は自分にとって何らか納得のいくものではない
面があるかも知れません。転職前に思い描いていた仕事(あるいはキャリアプラン、
環境など)と異なるのかも知れません。

しかし、その転職経験を次の転職に活かすことができるのであれば
それは貴重な経験と言うことができるのではないでしょうか。

誰だって一回で自分が探し求める仕事(あるいはキャリア、環境)を手に入れることが
できる訳ではないのです。

仮に一回で手に入れることができたとしたら、それはとてもラッキーであったか、
あるいは、あなたがキャリア選択の面でとても優れた才能を持っていると言うことが
できると思います。

私たちの多くは、自分のライフワーク(あるいはより理想に近い仕事)を探し続ける
途中で、様々な経験を通して、本当に自分が何を求めているのか(楽しいと感じるのか)、
ということに気がついてくるのです。

それが、人生を通しての成長の一つと言うことができるのではないでしょうか。

転職で迷うことはあたりまえです。転職後に悩むことも、あって良いのです。

大切なのは、その時に立ち止まって、自分自身と対話をすることなのではないかと
思えるのです。

0 件のコメント:

コメントを投稿