2013年5月16日木曜日

What defines so-called “Black” Company?


あなたの企業もブラック??
~ブラック企業をどう判断するか~

巷でブラック企業と呼ばれる会社があります。企業名でインターネット検索をすると、
『○○株式会社 ブラック・・』なんて結果が表示されます。

もしあなたが転職活動をしているとしたら、おそらく当然のようにインターネットを
使って応募先の企業の情報を集めるでしょう。その時に、あなたの入力した企業の
検索結果に『ブラック』という文字が出てきたらどうしますか?

まずはちょっと警戒しますか?
あるいは、ブラック企業と聞いて、もっと詳しく調べてみようと思いますか?
それとも、ブラックと出てきた時点で、転職先としての候補から外れるでしょうか?

ところで、『ブラック企業』と呼ばれる会社の特徴をざっと挙げてみると、
以下のような点が指摘されているように見受けられます。

・残業時間がとてつもなく長い
・週末も出社して業務にあたっている
・休暇が取れない時期が長期間続く
・ある一定以上のポジションへは昇進ができない
・昇給がない
・個人のキャリア形成が見込めない
など

先ほどの質問に戻り、あなたが応募を希望している企業がインターネット検索で
『ブラック』と出てきた場合、どのように対応をしたらよいのでしょうか。

その答えは、ひとそれぞれであって良いと思いますが、一つお話したいことは、
自分自身の判断を大切にすることも有効ではないかということです。

ある人が長時間労働についてブラックという感想をもった場合でも、別のある人に
とっては長時間の業務経験から短期間で集中的に実力をつけることが可能という
見方もできるかも知れません。

その企業の中でのキャリア形成(または昇進)が見込めない場合でも、その企業で
身に付けたスキルと経験を基に、次の転職先での活躍、または、独立につながる
実力獲得の実現があるかも知れません。

つまり、一人ひとりのキャリアステージや仕事に求める事柄に応じて、ブラック企業の
特徴(のうちの幾つかは)は活かすことができる要素と考えることができるのでは
ないでしょうか。

このように逆転の発想から考えると、いわゆるブラック企業の定義とその受け止め方は、
個人差があると言えるのではないでしょうか。

昨今巷で言われる『ブラック企業』は、暗黙知としてなんとなくそのイメージが共有されて
いる印象ではあります。

しかしながら、本質的に考えた場合、そのイメージに左右されずに、あなた自身に
とってその企業での就業経験がどのような意味を持つのかを考えることが、
ポイントとなるのではないかと思えるのです。

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